どんぶりを用意し、グッズを用意したら、いよいよ金魚のお迎えです。
金魚をお迎えしてすぐにどんぶり飼育を始めるのではなく、まずは金魚の体調を整えるためのトリートメントをしましょう。水槽やトロ舟で飼うときも、トリートメントは行います。
今回は、金魚お迎え直後トリートメント方法のご紹介です。
できれば、水を用意してからお迎えに行こう
今日は金魚を買うぞ!と決めている場合は、できれば出かける前に、バケツに水をくんでおきましょう。
季節によっては、くみたての水道水は温度が冷たすぎることも。バケツにくんでおくことで水温を常温にすることができます。
トリートメント水を作る
トリートメント水は、
・カルキが抜かれている
・0.5%の塩水
です。
まず、カルキ抜きの薬剤を使ってカルキを抜きます。(1日以上汲み置いてカルキを自然に抜くのでもOK)
次に、塩を入れて0.5%の塩水にします。0.5%は『水1Lにつき、5gの塩』です。
小さじすりきり1杯が約5gなので、1Lの水に小さじ1杯の塩と覚えておきましょう。
水はどれくらい用意する?
金魚の大きさにもよりますが、小さめの金魚1~2匹なら5~6L以上の水を用意しましょう。トリートメント中はエアポンプは使わなくても大丈夫。金魚の数が多かったり、苦しそうにしている場合は弱くエアーをしてください。
温度合わせをする

ペットショップで入れてくれた袋のままトリートメント水に浮かべて、水の温度を合わせます。
温度合わせは、30~1時間程度おこないましょう。
水合わせをする
元気な金魚なら、温度合わせが済んだらトリートメント水に直接投入しても大丈夫。もう少し丁寧にするならば、水合わせを行います。
ペットショップの袋の水を少し抜いて、トリートメント水を足します。その作業を1時間ほどかけて少しずつ行います。
温度合わせした水ごと小さなケースに移し、点滴のようにトリートメント水を足していく「点滴法」という水合わせのやり方もあります。
一般的な金魚はそこまでしなくても大丈夫ですが、水質の変化に弱いと言われているピンポンパールや、元気がない金魚には水合わせを丁寧に行ってあげると安心です。
トリートメント水に投入!期間は1~2週間
温度合わせ・水合わせが終わったら、いよいよトリートメント水の中に金魚を入れましょう。
袋の口を開いて静かに浮かべ、金魚が自分から移動するのを待ちます。金魚がトリートメント水の方に移ったら、移動は完了です。
トリートメント期間は1週間から2週間程度とるのが良いようです。
なぜ0.5%塩水が金魚にやさしいのか?
金魚は淡水魚なのに、なぜ0.5%の塩水でトリートメントをするのでしょうか。
通常の真水での飼育は、体の中に入ってくる水を体外に出すために金魚がエネルギーを使っています。
0.5%の塩水は、金魚の体液に近い濃度。体内に入ってくる水が少なくなり、そのぶんのエネルギーを体力回復に使うことができるのです。
0.5%塩水は、お迎えしたときのトリートメント以外にも、調子を崩した金魚を養生させるときにも使えます。ぜひ覚えておいてください。
トリートメント中の注意事項
最初の3日、エサはやらない
お迎えしてから3日は、エサはやりません。移動の疲れやストレスで消化不良を起こすことがあるからです。金魚は1ヶ月程度エサをやらなくても餓死しないと言われています。
4日目以降、少しずつエサをやってみましょう。すぐに食べきれる量を少量ずつ与えます。元気に食いついてくるなら元気な証拠です。
エアポンプはなくてもOK
十分な水量があれば、エア―ポンプは使わなくても大丈夫。使うとしても、金魚がゆっくりできるように、ごく弱くしましょう。空気の量を調整できるエア―ポンプが便利です。
様子を見ながら水替えする
書籍には、「トリートメント中はあまり水を替えない」と書かれていることもありますが、よく観察して適宜判断しましょう。水が白っぽく濁っているようなら水替えが必要です。同じ5%塩水で水替えをします。
水温を揃えるために、別のバケツに5%塩水を作っておいて、金魚を移動させると楽です。
4日目を過ぎてエサを与え始めたら、フンで水が汚れやすくなるので、1~2日に1回のペースで水替えをしましょう。


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